真宗大谷派 菩提山 浄弘寺       しんしゅうおおたには  ぼだいさん   じょうぐじ
                        住所 〒010-0924 秋田県秋田市旭北寺町4-16
                        TEL(018)823-2327 FAX(018)824-7676
                        住職 矢田 正康  地図  屋根左家紋  屋根右家紋

   浄弘寺 山門 アショカピラー 拡大
  四頭獅子門柱について
門柱の頂きにあります獅子像は、アショカピラーとも言わ れ、紀元前三世紀頃に、インドを最初に統一したマウリア 王朝のアショカ大王(在位、紀元前二百六十三年~二百三 十二年頃)によって建立された像をモデルにしています。
 大王は、威厳をもって響き渡る獅子の吠え声を釋尊の説 法に例えて、生命の尊さ、世の平和を説かれた仏教が、国の 隅々に広まり、民の一人びとりに伝わる事を念じてインド 各地に建立しました。
 獅子像の下の台座には円形の法輪が四つ彫刻されていま す。これが今のインドの国章になっています。法輪の間に は、獅子、牛、馬が彫られています。
 一、象 花祭りの時、釋尊のお像を白い象にお乗せして引 く古事によります。
 一、獅子 釋尊の教えは獅子の吠え声の如く世界にとどろ き渡ります。(常於大衆中説法獅子吼-重誓偈)
 一、牛 インドで聖獣として大切にされています。
 一、馬 釋尊の出家にお伴をした愛馬を象徴しています。
表札の下に彫られてあります「世の中安穏なれ、仏法広ま れ」の言葉は親鸞聖人のお言葉です。釋尊、親鸞聖人と、 国を超え時代を超えて私共にかけられた願いをお聞きとり 下さい。
 平成廿二年九月彼岸
    菩提寺 浄弘寺十六世 釋聖康記之
      責任者役員 柏谷 薫
      外役員 一同
「御本尊」阿弥陀如来 拡大  下の写真拡大